コンビニでも買える、手軽なデザートとして定着している杏仁豆腐ですが、元々は薬膳料理のひとつとして誕生したものでした。
「杏仁」とはアンズの種の中の仁のことで、漢方・薬膳の世界では「キョウニン」と読みます。
肺や腸を潤し、咳止め、喘息、便秘に効能があるとされています。
伝統的な古式杏仁豆腐は、杏仁からエキスを搾り取って作りますが、現在は杏仁のパウダーに砂糖やコーンスターチを混ぜた
「杏仁霜(きょうにんそう)」で作ることが多くなっています。
市販の安価な杏仁豆腐ですと、香りの似ているアーモンドエッセンスで代用しているものもあり、
こちらでは杏仁の効能は期待できません。
喉の調子が悪い時や、便秘が気になる時、杏仁豆腐を召し上がってみてはいかがでしょうか。
購入する時は、原材料に杏仁霜と書いているものを選んでくださいね✽.。.:*
久しぶりに、古式杏仁豆腐を作りました。とても面倒ですがやっぱり美味しい!!
市販のものより杏仁の味がしっかりしていて香りがとても良いです。
教室で、本物の杏仁豆腐をご紹介する機会を作りたいなと思っています。
大阪の漢方茶・点心教室
飲茶教室Sea to Sky꙳♫*♩